new福田から福海へ。「海」をキーワードに日本酒ブランドを一新。
福田酒造株式会社様(長崎県平戸市)
福田酒造様は、長崎県平戸市志々伎町で元禄元年より酒造りを開始。眼前に美しい海を望む日本最西端の蔵元です。
本事例は日本酒のブランドリニューアルを目指して、まず蔵のブランディングから取り掛かっています。ブランディングの中心人物は福田酒造様がアサインした外部クリエイティブディレクター(CD)。当社はこの方の構築したコンセプトを元に、ウェブサイトのデザインリニューアル・構築を担当し、その後、サイトを拠り所にして既存の日本酒ブランド「福田」に代わる新ブランド「福海」のトータルデザインを手がけました。
本事例は日本酒のブランドリニューアルを目指して、まず蔵のブランディングから取り掛かっています。ブランディングの中心人物は福田酒造様がアサインした外部クリエイティブディレクター(CD)。当社はこの方の構築したコンセプトを元に、ウェブサイトのデザインリニューアル・構築を担当し、その後、サイトを拠り所にして既存の日本酒ブランド「福田」に代わる新ブランド「福海」のトータルデザインを手がけました。
- クリエイティブのポイント
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- 福田酒造らしさの凝縮されたブランドサイトをつくる
- 福田社長が幼い頃から見てきた「原風景」を新ブランドのデザインにする
- シリーズ展開する福海ブランドに一貫性を持たせるデザイン設計
福田酒造の核となるのは「海」。
ブランドサイト・ECサイトで表現する。
構築されたコンセプトを元に、当社はウェブサイトのデザイン・構築を請け負いました。外部CDがリサーチした平戸南の歴史や伝統文化、自然…。情緒的な世界観が写真やコピーとなって新しい福田酒造のロゴマークとともに共有されました。これらを受け取り、当社で考えたのは、蔵の顔となる新しいウェブサイトの機能的側面、商品もしっかりアピールするということ。そしてこの世界観をどんなデザインで表現するかということ。サイトを訪れるユーザーのことを考えて情緒性・機能性の両側面のバランスを調整していきました。
福田酒造らしさが詰まった新しいブランドサイトを拠り所に、 福田に代わる新ブランドのロゴタイプを作る。
ウェブサイトが完成して、より明確になってきた「福田酒造らしさ」。それは15代目当主になった福田社長が幼い頃から見てきた志々伎湾そのものでした。この海の美しさを表現するために目指す酒質は「ピュアな酒」と社長は確信。ネーミングは、古くから蔵に掲げられている書「福海」に決定。志々伎は古の時より潮が全ての福を運んできた場所。海をキーワードにしている福田酒造のこれからにぴったりな言葉でもあります。歴史を重んじながら現代的な新しい要素も取り入れていく蔵の方針を、エッジと柔らかさを両立させたロゴタイプで表現しました。
「海を表現する酒造り」。商品コンセプトを社長の原風景で表現したラベルデザイン。
新ブランド「福海」の商品コンセプトは「海を表現する酒造り」。
ピュアな酒=海の透明感をイメージしてデザインを起こし、「今までに見たことがないラベル形状」というご要望から、波のようにカーブを描く形状を提案しました。最初は海だけをイラストで入れていましたが、最後の最後で社長の記憶に深く残っている志々伎山も入れることを決意。そうすることで「福田酒造から望む光景」が胴ラベルで表現され、それは社長が幼い頃から見てきた原風景そのものになりました。
ピュアな酒=海の透明感をイメージしてデザインを起こし、「今までに見たことがないラベル形状」というご要望から、波のようにカーブを描く形状を提案しました。最初は海だけをイラストで入れていましたが、最後の最後で社長の記憶に深く残っている志々伎山も入れることを決意。そうすることで「福田酒造から望む光景」が胴ラベルで表現され、それは社長が幼い頃から見てきた原風景そのものになりました。
約10種類展開する「福海」のデザインルールを設定。 まずは「福田が新しく生まれ変わったこと」を認知させることから。
福海は約10種類を毎月順次に発売します。そのうち2種類は定番商品で、残りは月替わりで登場します。常に店頭に並びつつ、マンネリさせない戦略です。
1つの銘柄で複数展開するので、商品同士の区別が付けられるように、酒米の品種でラベルの形状を変更、火入や生酛等の造りの特徴に合わせて太陽のカラーを変更というデザインルールを設けました。まずは志々伎湾と志々伎山のブルーを印象付け、定着させることを目標にしたデザインです。
リニューアル前の福田も、新しくなった福海も酒販店限定流通ブランド。リニューアルを告知するフライヤーのデザインも任せていただきました。
蔵元らしさを見つめ直し、新ブランドの立ち上げを経て、福田社長は「15代目としての自信がついたし自分の目指す方向性に確信を持つことができた」と語ります。これからも酒蔵として「海を表現する酒造り」を究められていきます。
1つの銘柄で複数展開するので、商品同士の区別が付けられるように、酒米の品種でラベルの形状を変更、火入や生酛等の造りの特徴に合わせて太陽のカラーを変更というデザインルールを設けました。まずは志々伎湾と志々伎山のブルーを印象付け、定着させることを目標にしたデザインです。
リニューアル前の福田も、新しくなった福海も酒販店限定流通ブランド。リニューアルを告知するフライヤーのデザインも任せていただきました。
蔵元らしさを見つめ直し、新ブランドの立ち上げを経て、福田社長は「15代目としての自信がついたし自分の目指す方向性に確信を持つことができた」と語ります。これからも酒蔵として「海を表現する酒造り」を究められていきます。
<制作物一覧>
・ウェブサイト(ブランドサイト・ECサイト)のデザイン、構築
・福海:胴ラベル、肩ラベル、裏ラベル、ネックリンガーのデザイン
・A4フライヤーのデザイン
※本事例は外部クリエイティブディレクターのC&/大地千登勢氏と協業で進行しました。
コンセプトワーク、テキスト、写真、企業ロゴマーク:C& https://acoyapearl.com/cand
・ウェブサイト(ブランドサイト・ECサイト)のデザイン、構築
・福海:胴ラベル、肩ラベル、裏ラベル、ネックリンガーのデザイン
・A4フライヤーのデザイン
※本事例は外部クリエイティブディレクターのC&/大地千登勢氏と協業で進行しました。
コンセプトワーク、テキスト、写真、企業ロゴマーク:C& https://acoyapearl.com/cand