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熟成と新時代の希望が詰め込まれた2本の吟醸酒パッケージ

出羽桜酒造株式会社様(山形県天童市)

熟成と新時代の希望が詰め込まれた2本の吟醸酒パッケージ 出羽桜酒造株式会社様(山形県天童市)
出羽桜酒造様は、山形で全国に誇る銘酒「出羽桜」を醸す蔵です。現存する最も熟成した市販酒である「1990年醸造の吟醸酒」と、新時代への希望を込め元旦に仕込んだ「2019年醸造の吟醸酒」の2本入りの吟醸酒飲み比べセット。2019年4月、「平成」31年の歴史の幕が下りることから思い出を振り返りながら、盃を傾けて頂きたいとの想いで企画され、そのラベルパッケージの依頼を受けました。
クリエイティブのポイント
  • 統一感と高級感を高める黒ベースのパッケージに
  • 観音開きのカートンは、評価が高く百貨店などのディスプレイに採用
当初、ラベルは歴史を感じさせる紙やテクスチャーを用いてデザインを進めていましたが、先行していたカートンと同じ黒ベースに変更し、統一感と高級感を高めるようしました。また、出羽桜を象徴する[桜]と、新しい時代を印象付ける[朝日]のモチーフをニスのみで描写。観音開きのカートンは蓋を開けても見栄えが良いため、百貨店や酒販店でも中が見える形でディスプレイされました。