蔵の感謝、決意、想いをデザインというカタチに
株式会社澄川酒造場様(山口県萩市)
澄川酒造場様は、山口県萩市にて代表銘柄「東洋美人」を醸す酒蔵です。
2013年に発生した水害によりほとんどの商品が流され、奇跡的に残った出荷可能な日本酒を再び売り出すためにどうしたら良いかの問い合わせをいただきました。復旧作業を手伝っていただいた全国からの同志たちへの感謝と復興を待っておられるお客様に届けたい想いを込めて販売したい。その想いを受け、当社でビジュアル化、ラベルデザインを作成しました。その後、数年ごとに復興状況やご希望をお聞きし、その「歩み」を表現するラベルをひとつひとつご提案、制作していきました。
2013年に発生した水害によりほとんどの商品が流され、奇跡的に残った出荷可能な日本酒を再び売り出すためにどうしたら良いかの問い合わせをいただきました。復旧作業を手伝っていただいた全国からの同志たちへの感謝と復興を待っておられるお客様に届けたい想いを込めて販売したい。その想いを受け、当社でビジュアル化、ラベルデザインを作成しました。その後、数年ごとに復興状況やご希望をお聞きし、その「歩み」を表現するラベルをひとつひとつご提案、制作していきました。
- クリエイティブのポイント
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- 澄川酒造場様の伝えたい想いに寄り添ったデザイン
- 将来のブランドのこと考えたシンプルな表現
- 印刷加工を工夫し、シリーズとしての見栄えを追求
“原点”と“一歩”に込められた決意をラベルに表現
まずは、リスタートをいかに表現するかということで「原点」の名称とともにデザイン案をご提案。酒米違いのシリーズ化を希望ということで、カラー違いの展開を作成しました。2回目以降は澄川酒造場様からのご指示で「一歩」「醇道一途」の名前で進行、「一歩」に関しては「ippo」の文字を稲穂に見立てたデザインをご提案、高評価をいただきました。「醇道一途」に関してはゴージャスな素材感としっかりとした刷り色を表現するために素材にこだわりました。その結果、「東洋美人」の新しい展開を支える制作対応について、好評価をいただいております。