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おやゆびアンケート

最新の一般消費者の心理と行動を探ることができる生活者調査「おやゆびアンケート」(WEB会員登録数50万人)です。オリジナルアンケートのご相談も承ります。※「おやゆびアンケート」についての転載・複製等による利用をご希望の場合、当社にご連絡の上、許諾を得ていただきますようお願いいたします。

64.お酒に関するアンケート

味も種類も様々で、大好きな方も全く飲めない方もいる「お酒」。その歴史は古く、ワインは紀元前4000年、ビールは紀元前3000年ごろから作られていたそうです(※諸説あり)。日本酒も8世紀ごろに作り方が確立され、当時は神にささげるお供え物でしたが、商業が盛んな時代になると庶民の口にも入るようになりました。今回は、「好き・嫌いなお酒の種類」や「お酒を贈ったシーン」などのリアルな声をお届けします。

回答者数:687名
実施期間:2019年11月15日~2019年11月21日
 

調査結果

今回の調査では、お酒に対する男女の意識が大きく異なる結果となりました。まず、お酒を飲む頻度は男性が圧倒的に高く、そのためか購入の際に気にするポイントも女性より「価格」が多く選ばれています。逆に女性は男性と比べ「パッケージ」「アルコール度数」「話題性」「季節感」を重視してお酒を選ぶ割合が高くなっています。女性向けの商品を作る際や販促の際には、こういったポイントにも気を配ることが重要と思われます。
 

また、好きなお酒・嫌いなお酒の種類も大きく結果が異なりました。好きなお酒上位3つに「ビール・発泡酒」を選ぶ割合は男性で6割以上でしたが、女性では約3割。「とりあえずビール」を歓迎しない女性は多そうです。逆に「チューハイ・カクテル」「果実酒(梅酒など)」を好む女性は多く、またお酒を贈ったシーンの質問では4人に1人が「手みやげ」「旅行みやげ」として利用していることからも、おみやげ品として手頃で女性に好まれるお酒を充実させることが、売り上げアップにつながるかもしれません。
 

【Q1】お酒を飲みますか?(ここ1年ぐらいの頻度をお答えください。)

※ノンアルコールビールなどは除きます。

 お酒を飲む頻度は「ほぼ毎日」と「飲まない」がほぼ同数で1位

お酒を飲む頻度を伺ったところ、全体で最も多かったのは「飲まない」の約22%でした。飲む方の中でトップは「ほぼ毎日(約22%)」、次に多いのは同率で「週に数回(約17%)」と「月に1回以下(約17%)」でした。男女別では、女性の1位は「飲まない(約29%)」で、2位は「月1回以下(約21%)」と飲まない方の割合が多く、男性の1位は「ほぼ毎日(約31%)」、2位は「週に数回(約22%)」と飲む方の割合が多くなっています。

<全体>

【Q1】お酒を飲みますか?(ここ1年ぐらいの頻度をお答えください。)<全体>

<女性>

【Q1】お酒を飲みますか?(ここ1年ぐらいの頻度をお答えください。)<女性>
<男性>
【Q1】お酒を飲みますか?(ここ1年ぐらいの頻度をお答えください。)<男性>


 

【Q2】お酒を飲む場所は、自宅とお店どちらが多いですか。

 お酒を飲む場所は「ほとんど自宅」の方が4割超

お酒を飲む場所を伺ったところ、全体で最も多かったのは「ほとんど自宅(約48%)」でした。男女別でも1位は「ほとんど自宅(女性約45%・男性約51%)」となっています。

<全体>

【Q2】お酒を飲む場所は、自宅とお店どちらが多いですか。<全体>

<女性>

【Q2】お酒を飲む場所は、自宅とお店どちらが多いですか。<女性>
<男性>
【Q2】お酒を飲む場所は、自宅とお店どちらが多いですか。<男性>

 

【Q3】 好きなお酒の種類を上位3つまでお選びください。

好きなお酒のトップは、男性「ビール・発泡酒」、女性「チューハイ・カクテル」

好きなお酒の種類を伺ったところ、全体で1位は「ビール・発泡酒(約47%)」、2位は「チューハイ・カクテル(約43%)」、3位「果実酒[梅酒など](約25%)」でした。男女別では順位が大きく異なり、女性の1~3位は「チューハイ・カクテル(約51%)」「果実酒[梅酒など](約37%)」「ビール・発泡酒(約34%)」、男性は「ビール・発泡酒(約62%)」「焼酎(約37%)」「チューハイ・カクテル(約35%)」の順でした。

<全体>

【Q3】好きなお酒の種類を上位3つまでお選びください。<全体>

<女性>

【Q3】好きなお酒の種類を上位3つまでお選びください。<女性>
<男性>
【Q3】好きなお酒の種類を上位3つまでお選びください。<男性>
 

【Q4】嫌いなお酒の種類を上位3つまでお選びください。

嫌いなお酒のトップは、男性「嫌いなものはない」、女性「焼酎」

反対に嫌いなお酒を伺ったところ、全体で1~3位は「マッコリ(約27%)」「嫌いなものはない(約25%)」「焼酎(約21%)」でした。男女別では女性の1~3位は「焼酎(約28%)」「マッコリ(約26%)」「ウイスキー(約25%)」、男性の1~3位は「嫌いなものはない(約31%)」「マッコリ(約27%)」「ワイン(約14%)」でした。

<全体>

【Q4】嫌いなお酒の種類を上位3つまでお選びください。<全体>

<女性>

【Q4】嫌いなお酒の種類を上位3つまでお選びください。<女性>
<男性>
【Q4】嫌いなお酒の種類を上位3つまでお選びください。<男性>
 

【Q5】お酒を購入する際に気にするポイントを上位3つまでお選びください。

お酒を買う際に気にすること上位は「味」「価格」

お酒を購入する際に気にするポイントを伺ったところ、全体の1位・2位は他を大きく引き離し「味(約71%)」「価格(約58%)」でした。男女別で差が大きかったものは「価格」で、女性約51%に対し男性約65%でした。その他、女性の方が気にする割合が高いのが「パッケージ」「アルコール度数」「話題性」「季節感」で、男性の方が気にする割合が高いのは「容量」「ブランド・メーカー」でした。

<全体>

【Q5】お酒を購入する際に気にするポイントを上位3つまでお選びください。<全体>

<女性>

【Q5】お酒を購入する際に気にするポイントを上位3つまでお選びください。<女性>
<男性>
【Q5】お酒を購入する際に気にするポイントを上位3つまでお選びください。<男性>
 

【Q6】お酒を飲むシーンについて、よく行うものをお選びください。

 お酒を飲むシーン、トップは「食中」

お酒を飲むシーンを伺ったところ、全体で最も多かったのは「食中(約52%)」でした。次いで「食前」「食後」「お風呂上り」がそれぞれ2割弱。男女別では、いずれの飲むシーンでも男性の割合が高くなっています。特に差が大きかったのは「食前」で女性が約13%に対し、男性は約26%でした。

<全体>

【Q6】お酒を飲むシーンについて、よく行うものをお選びください。<全体>"

<女性>

【Q6】お酒を飲むシーンについて、よく行うものをお選びください。<女性>
<男性>
【Q6】お酒を飲むシーンについて、よく行うものをお選びください。<男性>
 

【Q7】お酒をプレゼントでもらうと嬉しいですか?

※もらったことがない場合も、もらったと想定してお答えください。

お酒のプレゼントは「嬉しい派」が6割超

お酒をプレゼントで貰ったら嬉しいか伺ったところ、全体で「嬉しい(約41%)」と「まぁまぁ嬉しい(約25%)」で合わせて約66%の方が「嬉しい派」でした。男女別では、女性は「嬉しい(約32%)」・「まぁまぁ嬉しい(約26%)」合わせて58%が、男性は「嬉しい(約52%)」・「まぁまぁ嬉しい(約23%)」合わせて75%が嬉しい派でした。男性の方が喜ぶ方が多い結果に。

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【Q7】お酒をプレゼントでもらうと嬉しいですか?<全体>

<女性>

【Q7】お酒をプレゼントでもらうと嬉しいですか?<女性>

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【Q7】お酒をプレゼントでもらうと嬉しいですか?<男性>
 

【Q8】ここ数年で、お酒を贈ったシーンをお教えください。

※フォーマルな贈答から手みやげ等のカジュアルなものも含みます。

 お酒を贈るシーン、最多は「お歳暮」(※贈らないを除く)

ここ数年でお酒を贈ったシーンを伺ったところ、「贈らない」を除いて全体で最も多かったのは約21%の方が選んだ「お歳暮」でした。僅差で「お中元」が続き、そのあと「手みやげ」「旅行みやげ」となっています。男女別で女性の割合が高かったのは「父の日」「誕生日」「記念日」でした。

<全体>

【Q8】ここ数年で、お酒を贈ったシーンをお教えください。<全体>"

<女性>

【Q8】ここ数年で、お酒を贈ったシーンをお教えください。<女性>
<男性>
【Q8】ここ数年で、お酒を贈ったシーンをお教えください。<男性>
 

属性に関するデータ

男女比
男性: 335人(49%)
女性: 352人(51%)
年代比
10代: 1人(-%)
20代: 21人(3%)
30代: 121人(18%)
40代:217人(32%)
50代: 230人(33%)
60代: 83人(12%)
70代: 13人(-%)
80代: 1人(-%)
婚姻比
未婚: 287人(42%)
既婚: 400人(58%)
職業比
会社員: 306人(45%)
主婦: 145人(21%)
無職: 52人(8%)
自営業: 50人(7%)
公務員: 34人(5%)
学生: 2人(-%)
その他: 98人(14%)
地域比
岡山県: 145人(21%)
東京都: 72人(10%)
神奈川県: 47人(7%)
福岡県: 43人(6%)
千葉県: 37人(5%)
愛知県: 35人(5%)
大阪府: 31人(5%)
埼玉県: 29人(4%)
北海道: 19人(-%)
その他: 229人(33%)