議論を重ねてたどり着いたコンセプトとデザイン
天山酒造様とはスパークリング日本酒のパッケージなどを採用頂いた経緯があり、デザイン、パッケージの仕上がりを評価頂き、「小城」提案することとなりました。クライアントから新商品の概要をお聞きし、プランナー、デザイナーとともに、コンセプトからデザイン、ネーミング案をまとめました。その後、クライアントと協議を重ね、デザイン提案を何度か行いました。デザイン決定後はラベル、パッケージまでを製造、納品まで行いました。


「熟成」、「クラフト」を意識したデザインに
最初に天山酒造様からお話をお伺いし、その内容からターゲット像を設定。古き良きものやクラシックなものに心惹かれる大人の男性をイメージしました。そんなターゲットの方に魅力を感じてもらえるコンセプトをチーム内で磨き、ネーミングも含めてご提案。
このコンセプトを踏まえて、デザインは「熟成」「クラフト」をキーワードに制作しました。佐賀県小城の雄大な自然を連想させる天山のイラストを背景に使用。素材でもクラフトを感じられるように質感のある紙を用いたラベルと筒状の紙管パッケージに仕上げました。
ブランディングなど幅広い視点から提案していきたい
グラフィックデザインに関わる部分だけでなく、ブランディングなど幅広い視点から提案を行っていきたいと思っています。案件によってはクライアントと何度も協議と修正を重ね、お披露目するまでに時間を要することもありますが、実際に自分が関わった商品が店頭で見た時には、とても感慨深い気持ちになります。これからもお客様からのお話を伺いして、求められている課題やデザインをしっかりと聞き出し、解決策を導き出していきたいと思います。
