業界潮流

乾麺 市場分析レポート 乾麺イメージ画

乾麺業界の動向と予測

年間消費量は7月をピークに夏場に集中しており、自家需要とともにギフト需要の高い「そうめん」の影響が強いことが伺えます。関西では「そうめん」を中心に日常食として定着し、家庭ごとにお気に入りのブランドがある一方、関東では「そうめん」と「そば」は定着しているものの、「にゅうめん」の文化は薄い傾向があります。こだわり・付加価値商品の堅調と、輸出伸長が目立っています。

 
こだわり商品に明るい兆しあり

乾麺は安価に家族のお腹を満たす食品という認識にとどまらず、
限定されたターゲットの満足を引き出すアッパーな世界観が拡大!

Point
1.限定ターゲットの意欲を充たす“こだわり商品”
2.新しい世代の乾麺需要を創出
3.国内・国外における外国人向けアプローチ

参考資料一部

 

【乾麺】企画の切り口

こだわり商品のプロモーション

こだわり商品がもつ付加価値をその価値を認めるターゲットに伝えましょう。
こだわり商品のプロモーションイメージ画

A.「おいしい」の理由

「国産小麦」の風味、「手延べめん」のコシ、「高配合そば」の旨味など、「おいしい」理由を伝える。食通や本物志向の方をターゲットに。

B.「健康」「安心」からの価値

「食塩無添加」「糖質ゼロ」「安全な国産小麦100%使用」など。健康志向をもつ方、高血圧・糖尿病の方、ファミリー層をターゲットに。

C.「重宝」「便利」な理由

「少量パック」「個食」「簡単調理」「短時間調理」「食べやすい細さや短さ」など。中高年、単身赴任者、ファミリー層をターゲットに。

 

麺をめぐる新しいシーンの創出

新しい価値観により新しい乾麺の需要をつくりましょう。
麺をめぐる新しいシーンの創出イメージ画

A.春夏秋冬が「旬」

行事食としての浸透や、にゅうめん・〆のめんなど季節にふさわしい食べ方(レシピ)を提案し年間通して親しんでもらう仕掛けづくりを行う。さらには、関西におけるそば、東日本におけるうどんの浸透を図る。

B.コラボ企画による新しい価値観

「そばと日本酒」「老舗うどんと焼酎」「そうめんとオリーブオイル」など他業界とのコラボや、「抹茶そば」「茶うどん」など特産品とのコラボ。若い世代が楽しむ世界観を提示。

C. 販売チャネルの開拓

長いおつきあいという意味合いから麺の「結婚祝い」「引き出物」、伝説やいわれに基づく「七夕」「冬至」のイベントなど、新しい市場を開拓する。

 

海外輸出インバウンド対応

国内外の外国人に向けてアプローチしましょう。
海外輸出インバウンド対策イメージ画

A.海外輸出用パッケージと販促物

英語・中国語等を表記したパッケージや、動画などの言葉に頼らない販促物。海外の高級百貨店やレストラン向けに、上質感が漂う洗練されたデザインへのリニューアル。

B.お土産用商品

「日本全国麺めぐり」のような日本を横断的にとらえた企画商品や、地域それぞれの観光誘致と手を結んだ展開でお土産品としての地位を確立していく。


 

女性を意識した企画

消費の主導権を握る女性をターゲットにプロモーションしていきましょう。
女性を意識した企画イメージ画

A.アレンジレシピ、パッケージ、ディスプレイ

作りたくなるようなアレンジレシピやシーン設定で新しい食べ方を発信し、乾麺の消費を高めていく。さらに、土地の工芸品との組み合わせギフト、色合いのかわいい色麺ギフト、シンプルなデザインの手土産など、トレンドに敏感な女性が好むような麺ギフトのパッケージからディスプレイまでを整える。

B.WEBプロモーション

ギフト需要においては、販売チャネルが店頭から通販やWEBにシフトしている。レシピの動画配信を含め、WEBプロモーションから切り込む。